フィルムで撮る(その3)機械式カメラ Lica M3
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このライカM3は1955年にドイツで発売されたクラシックなカメラですが、平成になってから中古で入手しました。
電池を全く使わない機械式カメラで、古さ故にトラブルを引き起こす事もありますが、持ち歩いて操作する事自体を楽しんでしまうので、出来上がった作品の出来栄えは二の次になる傾向があります。
発売当時はとんでもない高級品だったそうです。
付けているのはM型の定番レンズ DRズミクロン
こちらは1930年代のレンズ ズマール
手持ち撮影が前提で設計されているのか、三脚穴は片寄った位置に付いています。
M型ライカの魅力はクリアで見やすいファインダーです。
周囲の白い枠が写る範囲を表示していて、真ん中の四角い二重像を合わせてピントを調整します。
M3のファインダーは、肉眼で見ている感じに近いですね。
M型ライカにとって、ヘクトール135mmは超望遠レンズです。
このカメラは明るい場所でレンズ交換をすると、光線漏れを起こしてフィルムが感光して台無しになる事があります。
フィルム装填はちょっと面倒です。
この作業を失敗すると、恐ろしい事にこの日の撮影は全滅します。
絞りとシャッター速度を決めるために、露出値を測定します。
カンでテキトーに設定する事もあるけど、単体露出計があると安心です。
まあ、古いライカのシャッター速度はかなり不安定で怪しいから、
露出値にはあまり神経質にならない方が良いかも?
- 2018.10.24 Wednesday
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- 20:47
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- by yamanoanalog