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台風に負けない街へ

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    JUGEMテーマ:防災

     

    台風21号が大阪周辺に与えた被害は、かなりのものである。

    停電や高潮の影響も大きいが、強風で屋根が飛んだり壁やシャッターが破損した建物も多い。

    そこにまた間髪を入れず、大型の台風24号上陸に脅かされた。

     

    さすがの関西人も、参っている。

    毎度のボケをかまして笑う元気もない。

     

    建物の復旧工事も、遅々として進んでいない。

    部材がない、職人が居ない、との理由もあるが「直してもまた同じ目に合うのではないか?」

    そんな不安が拭えないのだろう。

     

    平成の建築物は、耐火性能は格段に上がっている。

    耐震性能も順調に強化されている。

    これからは暴風に対する耐久性も、備えて行かなければならないのかも知れない。

     

    2018シャッター801.jpg

     

    大型の重量シャッターも、台風に引き千切られてしまっている。

     

     

    2018テント倉庫801.jpg

     

    テント倉庫の損傷は激しい。

     

     

    2018テント倉庫802.jpg

     

    こちらもテント倉庫

     

     

    2018スレート屋根801.jpg

     

    鋼板製の屋根は被害が多いようだ。

     

     

     

    樹脂製波板の明り取り部

    屋根部分で強度の劣る部材はことごとく破壊されている。

     

     

    2018壁破損801.jpg

     

    最上階のALC壁が落ちている。

    吹き込む強風が原因で、建物内の圧力が急上昇したのではないかと想像します。

     

     

     

    今年4月に訪れた石垣島の中心部

    低層階で平屋根、ガッチリとした鉄筋コンクリート製の建物がほとんど。

    これが台風に慣れた街の風景。

     

     

    2018竹富島801.jpg

     

    台風の通り道にある宮古島の風致地区にある建物

    簡単には飛びそうにない!

     

    2018竹富島802.jpg

     

    瓦ひとつひとつが、モルタルでガチガチに固められている。

     

     

     


    (自火報)再鳴動方式に、もの申す。

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      JUGEMテーマ:防災

       

      火災報知設備は水に弱い。感知器や配線が水に濡れると作動信号を発して非常ベルが鳴る。

      防水仕様の感知器もあるにはあるが、電気信号を使っている以上は耐水性能に限界がある。

       

      火災ではない事を確認したら、ベルを止めなければならない。

      ところが最近の火災受信機は、簡単には「継続的ベル停止状態」には出来ない構造になっている。

      ベルを止めても、またすぐに鳴り始める。

       

      継続的にベルを止める『地区音響強制停止』とか『地区音響完全停止』という状態にするには、ある特定のスイッチとベル停止スイッチを同時に押し続けると言った、点検業者にしか理解出来ないような特殊な操作が要求される。

      この特殊な操作法は受信機のメーカーや機種によって違っていて、中には内部の基板上に隠れるように配置されているスイッチを操作するものもある。

       

      『非火災報』が起こると、やむおえず「継続的ベル停止状態」にしなければならない事態になる。

      今回の台風21号で、屋根や壁に損傷を受けて激しい雨漏りに襲われた施設から「ベルが止まらない!」「何とかして欲しい!」と言った電話が殺到した。暴風雨の恐怖の中で非常ベルが鳴り続けて、電話口でパニックに陥っている様子が伺えた。こちらも台風の最中に駆けつける事は出来ないので、状況を訊きながら『強制停止』の操作法を何とか説明するしかない。

       

      「継続的ベル停止」が消防法で認められないと言うのであれば、雨漏り修理が完了するまで非常ベルを鳴らし続けなければならないのだろうか?

       

      再鳴動803.jpg

       

      『地区音響強制停止』

      この状態にしておけば、非常ベルは鳴らない。

      だがやり方は、隠し操作になっていて恐ろしく分かりにくい。

       

       

      強制停止スイッチ801.jpg

       

      この火災受信機は、内部の基板の裏側に『完全停止』の為のスイッチが隠されている。

      点検業者でなければ触ることも難しい。

       

       

      再鳴動801.jpg

       

      実際に火災が発生した際に「非常ベルが鳴らない」と言う事態を避ける為に、消防法の規定に沿って『地区音響完全停止』は隠し操作になっている。

      これは『フェールセーフ』ではなく、性善説を否定するような強引な仕様に思える。

       

       

      再鳴動802.jpg

       

      大規模な施設では、ベルの代わりに非常放送を鳴らす方式を取るものが多い。

      不思議な事に非常放送は火災受信機の『連動停止』スイッチをONにすると、一動作で簡単に「継続的停止状態」にする事が出来て再鳴動はしない。

      非常放送は鳴り続けると自動音声で「火事です!火事です!」を連呼するので、非火災報のインパクトはベルより大きく、消防車の出動に至る事が多い。

       

       

      再鳴動804.jpg

       

      再鳴動方式ではない旧来の受信機では「簡単に地区音響を停止状態には出来ない措置」を取る事も認められるケースがある。

      要するに一動作では停止出来ない代替え措置であるが、操作方法としては分かり易くて親切である。

       

       

      南港被害802.jpg

       

      台風21号が去った後、深刻な雨漏り被害に悩まされている事業所は多い。

       

       

      南港被害803.jpg

       

      関空の被害だけがクローズアップされているが、台風21号の爪痕は関西の広範囲に残っている。

       

       


      白浜を翔ぶ ブルーインパルス

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        JUGEMテーマ:防災

         

        白浜の空を『ブルーインパルス』が翔ぶ....

        と言うので見に行って来ました。

        運よく予約出来たホテルの窓が偶然にもベスト撮影ポジションだったので、快適に撮影させて頂きました。

         

        絵を描くにしても図面を引くにしても、名人はキレイな線を引く。

        大空のキャンパスに、ブルーインパルスのパイロット達は滑らかでキレイな線を描いていました。

         

        ホントに素晴らしい!

         

        美しい編隊飛行の様子は動画にて

        https://youtu.be/JhvtsIfQzm8

         

        BI白浜802j.jpg

         

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