台風に負けない街へ
JUGEMテーマ:防災
台風21号が大阪周辺に与えた被害は、かなりのものである。
停電や高潮の影響も大きいが、強風で屋根が飛んだり壁やシャッターが破損した建物も多い。
そこにまた間髪を入れず、大型の台風24号上陸に脅かされた。
さすがの関西人も、参っている。
毎度のボケをかまして笑う元気もない。
建物の復旧工事も、遅々として進んでいない。
部材がない、職人が居ない、との理由もあるが「直してもまた同じ目に合うのではないか?」
そんな不安が拭えないのだろう。
平成の建築物は、耐火性能は格段に上がっている。
耐震性能も順調に強化されている。
これからは暴風に対する耐久性も、備えて行かなければならないのかも知れない。
大型の重量シャッターも、台風に引き千切られてしまっている。
テント倉庫の損傷は激しい。
こちらもテント倉庫
鋼板製の屋根は被害が多いようだ。
樹脂製波板の明り取り部
屋根部分で強度の劣る部材はことごとく破壊されている。
最上階のALC壁が落ちている。
吹き込む強風が原因で、建物内の圧力が急上昇したのではないかと想像します。
今年4月に訪れた石垣島の中心部
低層階で平屋根、ガッチリとした鉄筋コンクリート製の建物がほとんど。
これが台風に慣れた街の風景。
台風の通り道にある宮古島の風致地区にある建物
簡単には飛びそうにない!
瓦ひとつひとつが、モルタルでガチガチに固められている。
- 2018.09.30 Sunday
- 仕事
- 22:13
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- by yamanoanalog