オルゴールと自動演奏機
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オルゴールと言えば、ゼンマイ動力によって回転するシリンダーに打ち込まれた小さなピンが櫛状の金属板を弾いて音楽を奏でる小さな箱を想像します。
昭和の終わり頃に購入したスイス『リュージュ』のオルゴール
幸いな事に今もサウンドは全く劣化していません。
視聴は動画にて
先日訪ねた『六甲オルゴールミュージアム』には、もっと大型で込み入った構造の機械も色々と展示されています。
音楽を聞かせる事によってお金を稼ぐ、業務用ジュークボックスのような自動演奏機は電気が無かった頃から存在していたようです。動力源はゼンマイやら、人力の手回しやら、フイゴの空気圧やら、昔の機械職人が知恵と技を競い合った様子が覗えて興味深い機械たちです。
ここ『六甲オルゴールミュージアム』では、定刻ごとに演奏を聞かせてもらえます。
自動演奏ピアノ
紙ロールを交換すると曲目を選ぶ事ができます。
バイオリンの自動演奏機
右下にコイン投入口があります。
コイン投入口
バイオリンとピアノのアンサンブルが自動演奏で楽しめます。
紙ロールのデータ量も多くなっているようです。
打楽器もあります。
鍵盤楽器、管楽器、打楽器
何でも自動演奏してしまいます。
こちらはパイプオルガンのようなもの
これも自動演奏オルガン
背面の大きなハンドルを手回しします。
かなりの腕力を必要とし、回す速度で曲のテンポが変わります。
オルゴールミュージアムの奥の壁面に据えられている『デカップ・ダンス・オルガン』
アコースティックなのに、かなりの大音量を発します。
ダンスホールの業務用演奏機で、この前で踊っていたそうです。
- 2019.08.04 Sunday
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- 08:09
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- by yamanoanalog